asatoの技術的な日常日記

「成長に最大の責任をもつ者は、本人であって組織ではない。自らと組織を成長させるためには何に集中すべきかを、自らに問わなければならない」  非営利組織の経営 - ピーター・ドラッカー

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デザイン:人工物としてのデザインパターン記述 


意思決定に関する文献のほとんどは、「まず事実を探せ」という。しかし成果をあげる意思決定を行うエグゼクティブは、事実からスタートなどできないことを知っている。だれもが自分の意見からスタートする。しかし意見は、未検証の仮説にすぎず、したがって当然現実に対して検証されなければならない。

[~省略~]

意思決定も、科学と同じように、仮説が唯一の出発点である。われわれは、仮説をどう扱うかを知っている。論ずべきものではなく、検証すべきものである。こうしてわれわれは、どの仮説が有効であって真剣な検討に値し、どの仮説が検証によって排除されるかを知ることができる。


P・F. ドラッカー, 経営者の条件


社会人になってしまったので、まとまった時間を使って記事を書くのは難しそう。ということで、段階的にまともな記事内容にしていくアプローチをとってみる。

次の文は、少し前に思いついたこと感じたことを 僕の twitter で垂れ流したのを少し修正したもの(オリジナルに近いのは こちら)。

デザインパターンのようなパターン記述も人工物の一種だとしたら、そこにも設計プロセスが存在するとしてもいいかもしれない。

John Geroさんが FBS (Function-Behavior-Structure) フレームワークという、一般的に設計プロセスを表現するための枠組みを提案している。これをつかってパターンの形成・構築・記述のプロセスを説明できるかもしれない。



上に書いたようなことを調査するのは面白いかもしれないけど、この調査を行う意義を考えないといけない。以下は僕の意見。

 (1)僕としては、パターンも設計される人工物であるとするなら、それは、パターンの記述自体も進化の対象となるんではないかと思う。パターンの記述が、ある種の設計知識を表現しているとしたら、その設計知識を段階的に進化させていくことは重要であると思う。


いくつか検証する項目がある。
 
 (1) デザインパターンのようなパターン記述は、人工物の一種か?

 (2) パターンを記述することは、設計プロセスとみなせるか?

 (3) FBS でパターンの設計プロセスを説明できるか?

 (3.1) パターン記述における機能、振る舞い、構造の要素は何か?

それよりも気になるのが「パターンとパターン記述は同じものか?」という点。 


確認のやり方の予定。

 項目(1)については、まず人工物とは何か、というのを勉強しなおさないといけない。ということで Simon の『The Sciences of the Artificial』を再読。あと『Design Rules』も読み直す。

 項目(2)と(3)については、FBS の論文(たとえば "Design prototypes: a knowledge representation schema for design")の読み直しと、パターン記述にどんな要素があるのかを分析。


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