asatoの技術的な日常日記

「成長に最大の責任をもつ者は、本人であって組織ではない。自らと組織を成長させるためには何に集中すべきかを、自らに問わなければならない」  非営利組織の経営 - ピーター・ドラッカー

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ill-defined problems

更新履歴:
2008.01.05:原文を載せました。誤字・脱字を直しました。
2007.12.20:関連記事のリンクを載せました。
2007.12.18:誤字・脱字を直しました。


Nigel Cross

Engineering Design Methods: Strategies for Product Design (ペーパーバック)

http://www.amazon.co.jp/dp/0471872504/


ill-defined problem の特徴がうまくまとめられてそうだったのでメモ。

設計者が取り組む問題は、ill-defined とか ill-structured とかに見なされるらしい。ill-defined とか ill-structured とかの反対の問題は、チェスとかクロスワードとかで、well-defined とか well-structured とかの問題。

well-defined な問題の特徴は、明確なゴールがあったり、多くの場合には正しい一つの問題があったり、答えを出す手順が知られていたり、とからしい。

一方、ill-defined な問題の特徴はこんな感じらしい(以下、微妙な翻訳)。
-問題に関する決定的な(definitive)定式化はない:問題が最初に設定されたとき、ゴールは不明確で、制約や基準の多くは不明である。問題の文脈は、複雑でありちらかっており、良く理解されていない。問題解決のプロセスにおいて、問題の一時的な定式化はフィックスされるかもしれないが、不安定であり、より多くの情報が利用可能になるにつれて変化する。

-問題に関するどんな定式化も非一貫性を含みうる:問題は、内部的に一貫していることは多くない。多くのコンフリクトや非一貫性は、解において解決されなければならない。しばしば、非一貫性は、問題解決のプロセスにおいてのみ現れる。

-問題の定式化は、解決策依存:問題を定式化する方法は、解決する方法に依存する。暗黙・明示的に解のコンセプトを参照することなしに問題を定式化することは困難である。

-解決策の提案は、問題理解の手段の一つである:問題に関する多くの仮定や、不確実性は、解のコンセプトを提案することのみで明らかになる。多くの制約や基準は、解決案を評価することの結果として現れる。

-問題に対する決定的な解決策はない:異なる解決策は、初期の問題に対する同等に妥当な反応となりうる。解に対する客観的な true-or-false の評価はなく、解は、良いか悪い、適切か適切でないかで評価される。


以下原文。
There is no definitive formulation of the problem: When the problem is initially set, the goals are usually vague, and many constraints and criteria are unkhown. The problem context is often complex and messy, and poorly understood. In the course of problem-solving, temporary formulations of the problem may be fixed, but these are unstable and can change as more information becomes available.

Any problem formulation may embody inconsistencies: The problem is unlikely to be internally consistent; many conflicts and inconsistencies have to be resolved in the solution. Often, inconsistencies emerge only in the process of problem-solving.

Formulations of the problem are solution-dependent: Ways of formulating the problem are dependent upon ways of solving it; it is difficult to formulate a problem statement without implicitly or explicitly referring to a solution concept. The way the solution is conceived influences the way the problem is conceived.

Proposing solutions is a means of understanding the problem: Many assumptions about the problem, and specific areas of uncertainty can be exposed only by proposing solution concepts. Many constraints and criteria emerge as a result of evaluating solution proposals.

There is no difinitive solution to the problem: Different solutions can be equally valid responses to the initial problem. There is no objective true-or-false evaluation of a solution; but solutions are assessed as good or bad, appropriate or inappropriate.

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本・デザイン:Sketches of Thought

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